天皇賞の過去のサイン馬券的中実例3つ!皇室絡みの馬券に注目!

サイン馬券のレース記事

天皇賞は毎年2回、「天皇賞(春)」と「天皇賞(秋)」が開催されます。天皇賞は前身とする「The Emperor’s Cup(エンペラーズカップ)」も含めればその開催は1905年と、明治38年から続く日本で開催されるG1の中でも非常に長い歴史、そして伝統のあるレースとなっています。

現在では天皇賞に勝利すると賞金だけでなく、皇室から楯が下賜されています。そのことから競馬ファンの中には天皇賞のことを「盾」と呼ぶ人もいるようです。

そんな天皇賞ですが、皇族が東京競馬場にレースを観戦されにいらっしゃることが多く、その度にスポーツ新聞やインターネットニュースなどで数々のサイン理論が掲載されます。中でも東京競馬場で行われる天皇賞秋はスタート地点の特性という偶然の要素もあるため、白い帽子の1枠の連対率がとても高くなっています。天皇の「皇」の字が「白」と「王」からなっていることもサイン理論を感じさせる部分です。

この記事ではそんな天皇賞で過去に的中した実例などについてご紹介させていただきたいと思います。天皇賞のサイン馬券が気になるという方はもちろん、これからサイン馬券で予想を行っていきたいと考えている方は是非参考にしてみてください。

天皇賞とは

天皇賞とは

天皇賞とは、JRAが開催するG1レースのことで、春と秋という2回開催されます。第1回であるとされる「帝室御賞典」が始まったのは1937年ですが、JRAが前身としている「The Emperor’s Cup(エンペラーズカップ)」まで遡ればその起源は1905年と、非常に歴史と伝統あるレースとなっています。

春は「天皇賞(春)」が京都競馬場で開催され、秋は「天皇賞(秋)」が東京競馬場で開催されます。天皇賞は「古馬の最高峰」として位置づけられる競走で、旧八大競走にも含まれる競馬ファンからも熱い注目を集めている競走です。賞金についても、日本ダービーなどとともに国内最高クラスのレースとなっていました。その後、有馬記念やジャパンカップが創設されたことで国内最高賞金額はジャパンカップが上回ることになったものの、天皇賞は現在に至ってもジャパンカップ、日本ダービー、有馬記念に次ぐという日本国内でも高額賞金のレースとなっています。

サイン馬券の定義

サイン馬券の定義

では、サイン馬券のそもそも定義はどのようなものとなっているのでしょうか?Wikipediaによればサインとは「競馬の神様が出しているサイン」であり、そのサインをもとにして馬券を購入するのがサイン馬券の定義であるとしています。

通常、競馬で馬券を買う時というのはそのレースに出走する競走馬の最近の走りだったり調教だったり、体調、血統、馬場状態、騎手や過去のデータを参考にして分析することで予想を行います。

しかしサイン馬券ではそのような予想だけでなく時候や記念日から連想することが出来る馬名や馬主から予想したり、JRAなどの主催が発行するCMやポスターなどのフレーズから予想したり、競馬場にそのレースのプレゼンターとして訪れる芸能人や著名人の名前や誕生日から予想を行ったり、自分の誕生日などの自分ルールをもとに予想を行ったりします。そんなサイン馬券の予想方法で最も多いのが、丁度そのタイミングで社会で大きく話題になっている事件やニュース、事故などの時事ネタや、その年の世相を表すような出来事から連想して馬券を購入するというものです。

実際、2019年にはイチロー選手が現役引退を発表した後の高松宮記念でイチロー選手の日米通算安打数4367が、ボックス買いならば44974倍で449万7470円当たっていたなどサイン馬券が的中した例は数多く存在しているのです

天皇賞でサイン馬券が的中した実例3つ

天皇賞でサイン馬券が的中した実例3つ

ここからは天皇賞でサイン馬券が的中した実例をご紹介していきたいと思います。

天皇賞のサイン馬券的中実例その1「第96回天皇賞」

第96回天皇賞では1着ニッポーテイオー、2着レジェンドテイオーという結果に。2頭の名前にはどちらも「テイオー」が入っており、「帝王」の名を持つ2頭でワンツーフィニュッシュというサインとなっていました。

天皇賞のサイン馬券的中実例その2「第110回天皇賞」

第110回天皇賞もサイン馬券だったとされています。

このレースでは1着ネーハイシーザー(10番)、2着セキテイリュウオー(1番)が入り、1-10の馬連という結果に。なお、この2頭はどちらも「シーザー(Caesarはローマ皇帝、専制君主の意味)」「オー(王)」という名が入っているというのもサインだと言われています。

天皇賞のサイン馬券的中実例その3「第132回天皇賞」

この第132回天皇賞は元々、紀宮清子内親王ご成婚記念競走だと銘打たれた競走です。そのため、サイン理論についての記事が数多く登場することとなりました。実際に結果も3連単の数字である(1)(13)(12)を並び替えると平成13年12月1日という愛子様の誕生日に。優勝したのはヘヴンリーロマンスで、結婚=ロマンスというサインだったとされています。

2019年の天皇賞のサイン馬券

2019年の天皇賞のサイン馬券

では、2019年の天皇賞のサイン馬券はどのようになっていたのかというと、この様になっていました。

天皇賞春の結果とサイン馬券

まずは2019年4月28日開催の天皇賞春の結果がこのようになっています。

  1. フィエールマン(10)
  2. グローリーヴェイズ(7)
  3. パフォーマプロミス(8)
  4. エタリオウ
  5. ユーキャンスマイル
  6. チェスナットコート
  7. カフジプリンス
  8. リッジマン
  9. ケントオー
  10. クリンチャー
  11. メイショウテッコン
  12. ロードヴァンドール
  13. ヴォージュ(競走中止)

天皇賞春で話題になっていたのは以下のようなサイン予想です。


また、サインとはまた少し違いますが、競馬ファンからはこんな話も。

シャケトラはアメリカジョッキークラブカップで復帰を果たし、その後の阪神大賞典では2着のカフジプリンスに5馬身もの差を付けて圧勝。

1年以上というブランクからの復帰とは思えないほどの素晴らしいレースを見せたシャケトラは天皇賞春での活躍に数多くの競馬ファンからの期待が集まっていましたが、調整中の4月17日。朝の調教追い切りの途中に左前第一指骨粉砕骨折。予後不良と診断され安楽死になってしまっていました。

天皇賞秋の結果とサイン馬券

2019年10月27日開催の天皇賞春の結果はこのようになっています。

  1. アーモンドアイ(2)
  2. ダノンプレミアム(9)
  3. アエロリット(5)
  4. ユーキャンスマイル
  5. ワグネリアン
  6. サートゥルナーリア
  7. スワーヴリチャード
  8. ウインブライト
  9. ケイアイノーテック
  10. マカヒキ
  11. ゴーフォザサミット
  12. スティッフェリオ
  13. カデナ
  14. アルアイン
  15. ランフォザローゼス
  16. ドレッドノータス

天皇賞秋の予想としては、以下のような内容のものがTwitterで話題になっていました。


また、脱税で話題になった徳井義実にちなんだこんな予想もありました。

まとめ

以上、天皇賞のサイン馬券についてご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?天皇賞はサイン馬券が話題になるレースでもあります。過去にも的中した実例があるため、気になる方は天皇賞でサイン馬券を買ってみるのもいいのではないでしょうか。