頻繁にサイン馬券が発生するレースと言えばG1です。大きなレースであればある程注目する人が多く、予想をする方が多いのでサイン馬券に気づきやすくなるといった方が良いかもしれません。
この記事では菊花賞のサイン馬券について紹介していきたいと思います。具体的には今までの過去のレースでどのようなサイン予想がされ、結果的にはどうだったのかという点を掘っていきたいと思います。
菊花賞2019のサインと結果
それでは早速ここからは菊花賞2019で語られていたサイン馬券の結果がどうだったのかを中心に説明していきたいと思います。先に言っておきますがサイン馬券はあくまでもサインです。的中する確率の方が低いですからね…サイン馬券好きの方はその点は重々承知しておきましょう。
プレゼンターは柳楽優弥
菊花賞2019のプレゼンターはCMキャラクターも務めている柳楽優弥さんでした。競馬ファンであればプレゼンターとのサイン馬券絡みを見つけて予想を展開していくのは定石中の定石であり基本です。
基本的には誕生日と数字をサインにするケースが多く、柳楽優弥さんの誕生日は1990年3月26日生まれの29歳。ここから出る数字は「2・3・6・9」です。
結果はどうだったかと言うと…
・2番のニシノデイジーは9着
・3番のカリボールは18着
・6番のディバインフォースは4着
・9番のヴァンケドミンゴは17着
つまり菊花賞2019に置いてプレゼンターサインは全くと言っていい程に発動していないという事になります。むしろとても酷い結果になっています。
CMからサインが出ている
もう一つ話題になったのが菊花賞2019内の会話です。先輩が後輩に競馬のいろはを教えてあげているという構成になっていますので、良く会話の中にサインが隠されているのではないかと話題になるのですが、菊花賞2019でもありました。
以下がCM中の会話です。
わ「この色もいいですね」
充「馬の色にあわせてるんだって」
太「確かに。これがあれで、」
優「これがあれだ!」
わ「いろんな毛色があるんですね」
桃「あんま意識したことなかったな」
大「あれじゃないですか?なんかこうー、遺伝的な要素があるとか!」
(全員が大志君に注目)
優「オイオイオイ、どした!?」
太「すごく正しい事言ってる気がする!」
桃「初心者じゃないよね、今の発言」
わ「プロっぽかった」
充「まさか・・・天才!?」
大「(笑)天才なんすか!?僕」
ここでメインテーマが流れHOLIDAYS MEMO
「十馬、十色です。」
注目すべきは十馬十色という言葉。この言葉に注目して10番枠に入っている馬がくるサイン馬券ではないかと注目されました。菊花賞2019で10番枠に入った馬はカウディーリョ。しかしレース結果は8着でしたので、これもサイン馬券では全くありませんでした。
菊花賞2018のサインと結果
続いては菊花賞2018のサインと結果を紹介していきたいと思います。どのようなサインがあり、結果はどうだったのでしょうか。
喜怒哀楽に関係する馬が勝つ?
やはり恒例となりつつあるのがテレビCMからサインを読み取っていくというものですよね。菊花賞2018のテレビCMのテーマは「ごきげん」でした。
以下で会話を見ていきましょう。
太「あっ!優弥さんいました」
優「どこだっけ!?」
桃「あー、俺たちを見つけれなくて不安がってますねー、耳の向きバラバラだし」
太「全然見つけれなくてイライラしてます。これは気をつけないとですね~怖っ!」
桃「あっ!こっちの方向いた!」
桃、太「こっちこっちー」
桃「あっ、見つけた!」
ここでHOLIDAYS MEMO
<馬の気持ちは、耳に出る!>
優「ひどいじゃない!ほったらかしてさー」
桃「ご機嫌じゃん!」
喜怒哀楽に関連する話が進んでいくという特徴があります。耳、喜怒哀楽、馬耳キャップなどに注目して考えていくと…
ユーキャンスマイルがサイン馬券好きの人からすると注目馬になりました。英語を訳すると笑顔という事になり、テレビCMの喜怒哀楽をテーマにしたものとバッチリあっているような印象を受けます。
実際問題ユーキャンスマイルは10番人気という低い人気でありながら3着に入る好走を演じました。このサインに気がついていれば、もしかしたらユーキャンスマイルを馬券内に購入する事が出来たかもしれませんね。
ストライプの勝負服が熱い?
菊花賞2018のプレゼンターは松坂桃李さんでした。赤とピンクを背景にカッコイイポスターが作られましたが、注目すべきはCM内で着用していた洋服。茶色系一色でストライプ柄の洋服をきています。更に食べているチュロスも見方によっては3本線ですからストライプに見えるといえば見えます。
という訳で菊花賞2018はストライプ柄の勝負服がくるんじゃないかという事で、ステイフーリッシュとシャルドネゴールドが注目を集めました。その結果は…
ステイフーリッシュは11着でシャルドネゴールドは7着という結果に。目の付け所はよかったのですが結果的には大惨敗という結果に…。
赤の3枠が熱い?
もう一つ菊花賞2018で注目されたのが外からのサインです。レースがある週にクライマックスシリーズを優勝したのは広島、MVPは菊池選手で背番号は33番。カープのカラーと言えば赤で、競馬の3枠は赤で知られています。更にアメリカでワールドシリーズに進出したチームはレッドソックス。
という訳で赤枠の3番がサインなのではないかという事で高い注目をうけました。
菊花賞2018で3枠に入ったのがメイショウテッコンとエポカドーロでしたが、メイショウテッコンが14着でエポカドーロは8着でした。このサインも残念ながらはずれという事になりましたね。
菊花賞2017のサインと結果
さて、続いては菊花賞2017であるんじゃないかと言われていたサイン馬券とその結果について紹介していきたいと思います。
GACKTさんが来場
2017年の菊花賞では当日イベントとしてGACKTさんが来場し、菊花賞の勝馬予想回やレースイベントなどが開催されました。有名人が来場するとその人の関連するサインが出るというのは有名な話で、例に漏れずGACKTさんが来場するという事で様々なサインが出されました。
GACKT(ガクト)
生年月日:1973年(昭和48年)7月4日(44歳)
出身地:沖縄県
身長:180cm
血液型:A型
CDシングル47枚とアルバム19枚をリリースしているという点でも注目されていますので色々なサインがありましたが、結果的には馬券は13-4-14という結果になりましたので、GACKTさんの生年月日や年齢などからサインが出ているという事はなかったように思います。
強いて言えば生年月日や年齢などに4という数字が多く、4と14が馬券に絡んでいるという点でしょうか。でもそれだと少々厳しいので…やはり実質的には外れてしまったと考えるのが良いと思います。
もう一つ注目されたのがGACKTさんの格付けチェックでの連勝記録です。格付けチェックとは年始の定番番組であり、その番組でGACKTさんが全く問題を外さないというのは有名です。
当時は51連勝だったので数字は5と1。しかし上記でも説明したように結果的にはこちらもサイン馬券とはなりませんでした。4という数字が多く使われている事から4絡みがくると見抜けた人だけが買ったことになりますね。
大型台風接近中
菊花賞2017が始まる前は季節はずれの大型台風が日本列島に接近していました。台風21号なので、その名の通り2と1を購入していた方は多いのではないでしょうか。
1枠1番ブレスジャーニーと1枠2番ウインガナドルの結果は12着と16着でした。大型台風接近はサイン馬券とは全く関係なかったという事になりますね。
法則がバッチリ的中
結論から言うと菊花賞2017の優勝馬はキセキです。キセキが的中すると予想していたサイン馬券があったので紹介していきます。
それは前走セントライト記念組の法則です。
2010年
10番ローズキングダム 2着
13番セントライト記念1番人気2011年
11番セントライト記念1番人気
14番オルフェーヴル 1着2013年
11番セントライト記念1番人気
14番サトノノブレス 2着2015年
2番セントライト記念1番人気
17番リアファル 3着2016年
3番サトノダイヤモンド 1着
6番セントライト記念1番人気出典元:http://blog.livedoor.jp/arima_kinen/archives/1068093370.html
ここ数年の菊花賞では、セントライト記念1番人気の隣から数えて3番目の馬が5年連続で好走するというデータがありました。
菊花賞2017ではセントライト記念1番人気は16番のアルアイン。隣から数えて3番目の馬の法則を使うと1番ブレスジャーニーと13番キセキが該当します。つまり1着になったキセキが該当しているという訳ですね。この法則をサインと見抜いた人は見事的中する事が出来たという訳です。
まとめ
菊花賞の過去3年間のサイン馬券と結果を紹介してきましたが参考になりましたでしょうか?サイン馬券は昔から非常に愛されているもので、世相を反映して予想に組み込んでいくというのは色々な可能性がありますので楽しいですよね。
特に菊花賞は多くの人が注目する大きなレースなので、特にサイン馬券が多く公開されることでも知られています。過去データを検証してあの時のサイン馬券はどうだったのかと調べるのも楽しいですよ!
しかし上記で紹介したように、ほとんどは外れています。外れてはいるものの見事ビタリと的中しているものもある以上、侮れないのがサイン馬券です。
菊花賞のサイン馬券に興味がある方は是非チェックしてみましょう。