レース結果は全て競馬の神様が事前に決めていてヒントを出している…それがサイン馬券の一つに考え方です。昔から馬主の人にだけ分かるようなサインがあるとか、運命に導かれるように偶然に偶然が重なり凄いサイン馬券になったり、信じるか信じないかはアナタ次第なサイン馬券は確かに今までも数多く誕生しています。
そんなサイン馬券ですが、皆さんはどのような方法で探していますか?
普通の競馬であれば今までのレース結果であったり調教結果、コースの特徴であったり血統などでレースを予想していくと思いますが、サイン馬券は普通の競馬とは全く違う手法で馬を見つける必要があります。
この記事ではサイン馬券で勝ち馬を見つける一つの方法として知られている、JRAのCMでサイン馬券を見つける方法を解説していきたいと思います。CMのどの点に注目していくのが良いのかを探っていきましょう。
サイン馬券をCMで見つける方法を紹介
中央競馬はテレビCMを筆頭に積極的な広告活動を行っている事は皆さん周知の事実かと思います。大きなレースがあればテレビCMが沢山流れ、普段テレビを見ていてもJRAのCMを頻繁に見る機会は多いですよね。
特徴は2~3年ごとにイメージキャラクターやキャッチコピーが変わり、今が旬の女優さんは俳優さんを積極的に起用しているという点です。サイン馬券を見つける時に注目してほしい点を紹介していきましょう。
出演者
当然と言えば当然ですが、まず注目してほしいのは出演者の方々です。出演者の誕生日や特徴、それらでサイン馬券を調べていくのが良いでしょう。有名なものだと、元スマップの木村さんが出演しているときに、親交のある武豊さんが大きなレースで沢山勝つという事がありました。
以下では過去の出演者の方を簡単に説明していきたいと思います。
- 1988年、1999年⇒小林薫
- 1990年、1991年⇒柳葉敏郎、賀来千香子
- 1992年、1993年⇒高倉健
- 1994年、1995年⇒真田広之、時任三郎、中井貴一
- 1996年、1997年⇒本木雅弘、鶴田真由
- 1998年、1999年⇒木村拓哉
- 2000年⇒緒形拳、松嶋菜々子
- 2002年⇒小林薫、永瀬正敏、妻夫木聡
- 2003年、2004年⇒明石家さんま
- 2005年、2006年⇒中居正広
- 2007年⇒織田裕二
- 2008年~2010年⇒佐藤浩市、大泉洋、小池徹平、蒼井優
- 2011年⇒桐谷健太、吉高由里子、佐藤健
- 2015年、2016年⇒瑛太、有村架純、笑福亭鶴瓶
このような系譜になっているJRAのCM出演者の方々。皆さん知っている通りJRAは日本でも有数の巨大企業で公営ギャンブルです。JRAのCMに出演するというのは芸能人としての名誉であるとも言われています。
ちなみに現在放送中のJRAのCMに出演しているのは以下のメンバーとなっています。
松坂桃李、柳楽優弥、高畑充希、土屋太鳳。そして2019年からは中川大志と葵わかなが参加するようになりました。
元々4人だったところに2人が追加される形で現在JRAのCMは展開されていきます。サイン馬券を購入する時にCM出演者を気にするパターンは非常に多いです。例えば有馬記念の抽選会にきた人の誕生日や血液型や名前。
出演者に選ばれる事でテレビ、ラジオ、新聞、ポスターなどCM以外でもJRAで多方面に活躍する事になりますので、そういった点では色々な角度からサイン馬券を見つける事が出来る状況ではあると言えるでしょう。
プレゼンター
続いて注目して頂きたいのがG1の表彰式プレゼンターです。サイン馬券と言えばプレゼンターと言われている位、来場する芸能人関連のサイン馬券は非常に多く存在する事で知られています。
例えば有名な例で言えば、長嶋茂雄さんが特別に来場した時には全く同じ誕生日の競争馬が優勝したり、大相撲の白鵬さんがプレゼンターとして来場した時には、シロ繋がりの馬が優勝したり、とにかくプレゼンターとサイン馬券は切っても切れない密接な関係がある事で知られています。
CMキャラクターに選ばれた人はプレゼンターも多く勤めることで知られています。今年2019年から参加している葵わかなさんは、昨年のホープフルステークスから合計で4回も表彰プレゼンターを務めています。
1回目は昨年のホープフルステークス、2回目は天皇賞春、3回目は小倉記念。共通する特徴としては、昨年のホープフルステークスは1番人気のサートゥルナーリアが優勝。天皇賞春ではフィエールマン、小倉記念ではメールドグラースが優勝していて、これらの馬の特徴は全て1番人気の馬であるという点です。つまり葵わかなさんがプレゼンターとして来場すると1番人気の馬が勝つという事になりますね。
自分自身も馬券を購入しており、1番人気の馬を単勝で購入して見事的中としています。葵わかなさんがプレゼンターの時は1番人気の馬が強くなる、そんな風に考えておくのも良いかもしれません。
CMに出演している方が、イメージキャラクターの宣伝の一環としてプレゼンターをつとめる機会は非常に多いので、興味がある方はCMだけでなくプレゼンターで誰が出演予定なのかという点もしっかりとチェックしておくのが良いでしょう。
CM内での会話
現在放送中のJRAのCMは、競馬に詳しい先輩と後輩という設定になっています。二十歳になったばかりの中川大志さんと葵わかなさんは完全に後輩という設定となっています。
サイン馬券で注目してもらいたいのは会話の内容です。会話の内容からサイン馬券を読み解いていくというのも一つの手法としてオススメしたいものです。
例えば有馬記念編のCMではこのような会話が展開されていました。
松坂『先輩風吹かせる気、全然ないけど、どうだった?競馬は』
高畑『今年1年』葵『予想以上に楽しかった』
中川『レースの迫力が凄い』
葵『大人になってあんなに大声を出すことなくないですか?』
高畑『分かったなという感じある、競馬』
中川『分かってきたような、分かってきてないような』
中川『でも楽しい!』
柳楽『だんだんでいいんですよ』
高畑『今どのへん?』
中川『3年もやってんだから』
柳楽『僕は分かってますよ』
土屋『優弥さんの知ってることを、ちょっとじゃぁ』
柳楽『あり(ま)記念、でしょ』
みんな『あり(ま)記念』
柳楽「ま、の部分を上げないと」
このように必要以上に【マ】を強調する内容になっています。有馬記念に出走する馬の中で【マ】がつく馬はフィエールマンだけ。つまりフィエールマンにサインがあるのではないか…(実際にはありませんでした)。そういう風にして馬券を見つけていくというのがサイン馬券の醍醐味なんですね。
会話に注目してサイン馬券を購入していくというのはCMでは鉄板です。続いての一例を紹介していきましょう。
エリザベス女王杯のCMでテーマは毛色となっています。このCMの会話は以下のようになっています。
充「この前、馬の毛の色の話したじゃん?」
桃「うん」
充「色にも名前があるって知ってた?」
わ「調べちゃいました」
優「出た、わかなノート!」
わ「じゃぁ、これは?」(ホエールキャプチャを指差して)
充「ちなみに、すべて何々毛とつきます」
桃「灰毛?」
わ「芦毛!」!
充「次、こちら」(メジャーエンブレムを指差して)
優「茶毛!じゃないよね!?」
充「茶色い食べ物」
太「チョコ毛!」
充「栗毛!」
太「栗か~」
充「次こちら」(シンハライトを指差して)
太「ちょっと黒っぽいか~」
桃「黒毛?」
優「・・・和牛?」
太「鹿か~」
優「和牛惜しかったじゃん」
CM内の毛色のサンプルに出てきた馬は3頭の名牝ホエールキャプチャとメジャーエンブレムとシンハライトです。さすがにこの馬の兄弟が出走しているなどのサインはありませんでしたが、メジャーエンブレムとシンハライトは故障で該当レースに出走すらしていません。
芦毛のサンプルが無かった事で芦毛の馬は勝てないサインなのではないかと話題になりました。ちなみに該当レースのプレゼンターは山本舞香さんというモデルさんでしたが、その方から読み解くサインなども数多く展開されていました。
まとめ
積極的に広告展開を行っているJRAのCMから読み解くサインについて紹介してきましたが参考になりましたでしょうか。出演者の変更や動向、CM内で語られている会話の内容や意味、それらをチェックする事で色々なサインをチェックする事ができますので是非注目してみましょう。
JRAのCMは大きなレースごとに頻繁に変更されていきますのでサイン馬券を見つけるのは容易ではありませんが、それでも執念深く探していると思わぬサインを見つける事が出来るかもしれません。大体2~3年ごとに変更になると同時に高い注目を集めています。
皆さんも競馬CMに注目してサイン馬券を探してみるというのはいかがでしょうか?